研究タイトル

災害対応避難者アシストロボットの技術開発

研究コンセプト

本研究は、福島県南相馬市の復興支援事業として、福島県より「災害対策ロボット産業集積事業」として認可された研究プロジェクトで、東日本大震災で避難を余儀なくされている避難者をアシストするロボットの研究・開発を行っています。

また、本研究で開発されたロボットを災害対応訓練で日常的に利用することでロボット自体の改良を行うと共に、災害予防や日常用などへの利用拡大を試みることで、本研究で研究・開発したロボットの産業化を促進する試みに取り組んでいます。

  • 研究テーマ1:避難者の移動をアシストする「避難アシストロボット」の研究・開発
  • 研究テーマ2:避難所等での避難者の生活をアシストする『避難生活アシストロボット』の研究・開発
  • 研究テーマ3:ロボットの産業化のための地域活動 ~社会実装共創プロセス~

研究内容

■研究テーマ1:避難者の移動をアシストする『避難アシストロボット』の研究・開発

避難アシストロボットは、「避難時に杖の代わりに持って出られる簡便な道具」をコンセプトとして研究・開発を行っている歩行支援ロボットです。
このロボットは、車椅子よりもコンパクトで脚力の弱い人でも活動的で安全な移動を可能とするため、利用者の足の動きをセンサーで検知し、電動モーター(アクティブキャスタ)で歩行のアシストを行う機能を持っています。

避難アシストロボットは、下記の要素技術を活用して研究・開発を行っています。

  • コンパクト・軽量、立ち乗り型の歩行支援機
  • アクティブキャスタを利用した推進力支援
●要素技術1:コンパクト・軽量、立ち乗り型の歩行支援機

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●要素技術2:アクティブキャスタを利用した推進力支援

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■研究テーマ2:避難所等での避難者の生活をアシストする『避難生活アシストロボット』の研究・開発

避難生活アシストロボットは、避難所での最低限72時間の避難生活および長期に渡る仮設住宅や復興住宅、一般住宅での生活を人命救助の観点から支援するロボットであり、避難生活においてケアを必要とする人に寄り添い、住宅やその人の状態を見守り、支援が必要となった場合には、その人の必要としている支援者とつなぐ役割を果たすロボットとして研究・開発を行っています。

避難生活アシストロボットは、下記の要素技術を活用して研究・開発を行っています。

  • テレプレゼンスコミュニケーション技術
  • 人見守り技術
  • 健康支援提案技術
  • 建物見守り技術
●要素技術1:テレプレゼンスコミュニケーション技術

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●要素技術2:人見守り技術

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●要素技術3:健康支援技術

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●要素技術4:建物見守り技術

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■研究テーマ3:ロボットの産業化のための地域活動 ~社会実装共創プロセス~

防災訓練や日常生活で活用する地域活動を市民や地元NPO、防災会などの自治組織と協力しながら企画・実施し、その活動を通じてロボットとその要素技術の改良を行いながら、地域コミュニティの形成を推し進めています。

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